わらしべ長者理論ー数字の拡大を意識せずに、今あるものを大切にしてみる。

Published by Hiromi Nishiwaki on

自分自身マイクロネットショップを経営していることもあり、数字にはこだわってきた。一日の目標、一日の売り上げの数字、起きる時間、食べた時間、寝た時間など毎日数字を意識しているし、これからもそうせざるを得ないだろう。

 

 

だが、私は数字にこだわるとどうしても、内容をおろそかにしてしまうタイプなのだ。告白すると、残念なことに私は、ただでさえ、ややうっかりなところがある。「この1時間で10件新規開拓してみせる!」などと決めると、10件こなすことが目標になる。したがって、質や内容というものは私の場合、二の次になってしまうのだ。そして当然、急いで焦ってやったので、間違いがあったりする。そもそも、私は、文系のデジタルイミグラントだから、スピードが得意ではない。

 

 

「拡大、拡大、もっと、もっと」で、数字をこなしていると、自分が嫌になってしまった。確かに毎日10件やった。スピードも速くなった。だが、何の満足感も残らなかった。実はこなしているだけで、誰も幸せにしていないことが多いことに気が付いた。機械に追いかけられたラットのようだ。

それは私にはフィットしない。そのアプローチはもうやめよう。そう思った。

 

 

そうではなく、今既存顧客が2つあるとしたら、そちらをまず、本当に大切にすることを考えてみようと思うようになった。その顧客をしっかりと理解することをまず重要視しようと思うようになった。

あるいは、商品の販売であれば、そのひとつひとつのリサーチや、記事の執筆に時間をかけるようにしてみた。

 

 

ものすごい、臭いような浪花節かもしれないが、私はアナログ主体のやり方で行こうと思った。

 

一つ一つに心を込めて手をかける。実は人間的で日本的なやり方だ。

一人一人に相手の立場に立って、心を込めて対応してみる。

全自動化の時代に反する、ものすごく泥臭い浪花節かもしれない。

でもやはり人を感動させたい。そして自分も感動したいのだ。

 

 

あえてたくさんやらない。足もとに落ちているものを丁寧に見てみる。拡大でなく今あるものの細部を見ることにしたのだ。

 

そのやり方は、ほぼうまくいく。お客さんは、ほぼ感謝してくれる。リピートオーダーに繋がる。よくやったと言って、メールをもらうと嬉しいし、やる気が出る。

 

私は万年筆を海外に売っているのだが、今日もこれでフランスのお客さんに一つ買っていただいた。これからも、その人を大切にしようと思う。

 

 

正直、金融機関にいたころもあり、私は努めてドライにふるまってきたし、これからもドライであり続けるとは思う。でもドライであるのは、いい仕事をして的確な判断をするためであって、無機質な人間になるためではない。人の心に届く仕事をするために、世の中を理解し、よりよくするために、ドライでありたいと思う。

 

 

個人が、組織に頼らず、稼がなくてはいけない時代がやってきた。

 

その時、みないくら稼ぐ、年商いくらだということを重要視する。これでもか、これでもかと、新しいシステムで、数字を挙げてゆく。そんな人を私はうらやましいと思っていたことがある。が同時に、なんだか納得いかなかった。

 

今でもビジネスの師匠に、ビジネス面では手ほどきを受けてもらいつつ、正直人間としては、哀れだな、と思うこともかなり多い。

それは、彼らの目的は数字のみ終始するからだ。数字が悪いとは言えない。でも数字しか見えないのは哀れだ

 

 

恐らく最後まで数字第一でを生きるのだろう。すごい意地悪な言い方をすれば、パートナーにも友達にも本当の意味で心を許していないのではないのかと思った。本当の意味での満足感とか充足感とか心のつながりではなく。感動とか感激ではなく。魂でなく。どこまでもシステムを回し、数字を追い続けるのだろう。

 

彼らの夢は別荘を持つことかもしれない。世界中を自由に旅することかもしれない。でも別荘をもって、別荘で何がやりたいの?世界中で旅行をして、何をしたいの

 

私は彼らが、結局的に、欠乏したままであることを知っている。

なぜなら、人が最後に求めるのは、やはり心だからだ。自分らしい才能を発掘して、自分らしさで世の中を喜ばせることだから。感動することだから。愛とか感謝は、システムを沢山回しても手に入れらるものではないから。(もちろんここでエンジニアの皆様に敬意を表するために、システムが悪いのではないことを書いておく。システムをどう使うか。ユーザー側の心持について語っているつもりだ。)

 

もちろん、数字には私もこれからもこだわる。でも、数字を最優先することはないだろう。人の心を、最優先させよう今あるものや人を大切にするわらしべほうじゃ方式で

 

たぶん、それが、一番の近道だ。

 

足元に咲いている花。名もないと思っているかもしれないけれど、良く観察してみると、すごい花かもしれない。良く調べてみよう。

以上




Hiromi Nishiwaki

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